カットをして逆にまとまらなくなった件 | 東京のくせ毛・縮毛矯正専門美容師ブログ

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カットをして逆にまとまらなくなった件

      2017/02/12

今日は、ニットが暑く感じますね^^;

高校生のメンズのお客様にネックレスをつけた方がいいと言われ、素直に付けましたw

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くせ毛特化美容師の小熊です。

カットしたら逆にまとまらなくなってしまった。むしろパサパサに感じる

と言う案件をLINEで、ご相談を受ける事がありまして。

何故カットしたのにまとまらなくなってしまったのか?

まず

まとまりやすい髪型とまとまりにくい髪の違いを考えて見ましょう♪

ざっくりですが、、

・まとまりやすい髪型

レイヤーが入っていない(レイヤーの少ない)。

あまりスカれていない。

・まとまりにくい髪型

レイヤーが入っており1番上の髪の長さと、襟足の長さの差が大きい

過剰にスカれている

などなど

まとまりやすい、まとまりにくいが、髪型として不正解では、決してない!

例えば、ウルフカットであればレイヤーがかなり入っているスタイルもあります。

凄くスイある感じが、好きな方もいらっしゃいます。

なので全てが、今回のお話に当てはまるかは別の事なんです。

重要なのは、どう見せたいか?

ここなんですよね!

例えば、最初に上げた僕のお客様のお悩みの場合だと

ツヤがある髪を目指し伸ばし途中でした。

今回、別の所で切った所スカスカでツヤがなくなりパサついて見え、スタイリングしにくくなってしまったとの事で

この原因はそもそもなんなのか?

技術の考えの違いだと思うんですよね

髪型を分析して見ると、スイていシルエットを作るスタンスでカットされていました。

僕の場合は、骨格に合わせて適度にスキ、シルエットは、ベースのカットで綺麗に作る考えです。

どちらからと言うと

僕のお客様の場合、髪質がくせ毛なので、過剰にスイてしまうと広がってしまうと言うのと、縮毛矯正をしているので、縮毛矯正をしている間から短いくせ毛が出てきてしまい、ツヤ感がなくなってしまっていました。

解決法としては、ベースカットでシルエットを作ってあげ、縮毛矯正で短い毛をストレートしてあげる事により収まりがうまれました。

カットでもかなり沢山の理論があり、不正確は、ありませんが髪質やお客様のお悩みにお答えする様な、条件に当てはめる事が重要なんです。

一般のお客様からしたら簡単そうに切っている様に思いますが、プラモデルの様に設計図を頭に作り、完成に向かって実は構築して行く作業が短時間で行われています。

色々なお客様がいらっしゃいますので、僕ら美容師も日々勉強なワケです。

最後までありがとうございます♪

 

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