酸性ストレート:くせ毛の方へザックリ説明します。
2019/02/26
今回は、くせ毛でお悩みの方に対しての記事です。
くせ毛特化美容師の小熊開です。
まだまだ一般の方からは知名度が低い
Contents
酸性ストレート
今回は、酸性ストレートについて書かせて頂きます。
まず、髪をストレートにしたい方の願望や悩みとして
・ナチュラルな直毛に憧れる
・ボリュームが広がりやすくて悩んでいる
・ツヤツヤさららの髪に憧れる
・縮毛矯正ってすごく痛むイメージやツンツンなストレートになってしまう様なマイナスなイメージを持っている
以上の悩みやイメージを持つ方に注目して読んで頂きたい施術です。
一ヶ月後。。。
嬉しい一言ですよね。。。
さてさて、細かい説明をしていきます。
酸性ストレート※これは一個人的な考えです。
いわゆる縮毛矯正です。
縮毛矯正とは、薬剤と熱の力を使って
くせ毛をストレートな髪へ変化させる施術です。
酸性ストレートと普通の縮毛矯正は、何が違うかと言いますと使用している薬剤が
アルカリ性なのか酸性なのかの違いです。
酸性領域だから強いと言うイメージを持たれる方が多いと思いますが
髪は、弱酸性なので髪に近いPhですので、どちらかと言うと薬の力は弱いと言うイメージで考えてみて下さい。
※髪に対しての薬のパーワーの図
強い ← → 弱い
アルカリ性 中性 酸性
・酸性ストレートの特徴
薬剤(GMT、スピエラ)を髪に塗布した時に、膨潤(髪が膨らむ事)がしにくいです。
膨潤しないメリットとして
薬剤が髪に付着している時間が長時間であったり
薬自体は、扱いやすく髪に対してのダメージを考慮すると、かなりリスキーではない薬剤となっております。
ただし膨潤しないと言うことは
縮毛矯正(アルカリ性)の様にアイロン時に完全に髪を乾かしてしまうと
※アルカリ性タイプは膨潤して乾かしきっても髪に水分が含まれた状態になっている。
※縮毛矯正の薬は、髪の毛の中に水分が多く含まれているほどパワーが強くなります。
なので、髪の毛が濡れている状態で水抜きアイロンと言われる特殊なテクニックで癖を伸ばしていきます。
僕の個人的イメージとしては、アルカリの縮毛矯正は、薬のパワーを調節してダメージを出来るだけ抑え
酸性ストレートは、薬自体のパワーが弱いため
あわあわトリートメントで薬の手助けをし、オイルコーティングで髪を保護しながらアイロンテクニックを駆使して
弱い薬で強い癖を伸ばしていきます。
薬でのダメージが低い分、髪にもダメージの負担がかなり低くなります。
弱い薬でもしっかり癖が伸びナチュラルなので、次回の施術はリタッチとなりリタッチを毎回繰り返す事により
綺麗いな髪が完成します!
つまり、毎回毛先まで縮毛矯正すると言うのは御法度であり、痛む原因と言っても過言ではありません!
結局、酸性ストレートの何がいいかと言いますと
技術力次第で
- 髪に対して低いダメージで癖が伸ばせるので
- ツヤ感とサラサラ感の継続力がある。
- そして酸性だから出せる質感の仕上がりが
- ナチュラルで手触りが柔らかい
- 丸みを持たせる事が出来る。
本来の縮毛矯正のイメージをがらっと変える様な革命的な施術でもあり
奇麗な髪をキープし、ライフスタイルでのストレスをなくす事を追求した施術ともなっています。
画像を見てお越し頂く方が多いのですが、もちろん始めは半信半疑ですが施術して頂くと実感に変わり仕上がりの違いに衝撃を受ける方が多い印象です。