痛まない縮毛矯正とネットで調べていませんか? | 東京のくせ毛・縮毛矯正専門美容師ブログ

東京のくせ毛・縮毛矯正専門美容師ブログ

痛まない縮毛矯正とネットで調べていませんか?

      2018/01/10

さて、2018年度もスタートしましたね♪

今年もたくさんの方のお悩みを解決していきますよー!

 

縮毛矯正特化美容師の小熊開です。

 

普段から縮毛矯正を特化として施術させて頂いているんですが、お客様から良く聞く縮毛矯正のネタ

「痛まない縮毛矯正(ストレートパーマ)」について縮毛矯正の定義などお客様の悩みや疑問点などを踏まえまとめてみました。

僕のオススメする「痛みにくい縮毛矯正」の施術も踏まえて書いてありますので、ご興味のある方はおつきあい下さい。

 

 

Contents

そもそも何故縮毛矯正が痛むイメージになったのか?

 

 

 

良くあるケースをあげてみます。

・髪質に合わない様な強い薬を使用してしまった。

・弱い薬だとしても何回も毛先まで縮毛矯正を行っている。

・縮毛矯正をして、後日癖が戻ってしまいその部分の縮毛矯正の直しをした。

・アイロン作業が雑だったり、髪質に合わない熱の当て方をしている。

・1液の流しのムラで薬が残った状態でアイロンをしてしまった。

・最後に2液で固定する際の塗りムラ

・縮毛矯正、ストレートパーマをしている状態にパーマやブリーチなどの過度なダメージの施術をしてしまった。

 

結論から言うと、美容室で縮毛矯正を失敗し、痛むと言うイメージを埋め込まれてしまっています。

 

ご新規様で癖毛の悩みをもってご来店される方は、「自分の髪質が悪いから痛んでしまった」、「髪質が悪いから癖が伸びなかった」と悩まれている方が多い印象です。

 

 

まだ、縮毛矯正に古いイメージを持たれていませんか?

 

こんなイメージを持たれていませんか?

 

・不自然にピンピンなストレートな質感

・髪の毛の質感がごわごわになる

・根元の毛が折れてしまう。

・縮毛矯正していると周りに気づかれるような違和感のある縮毛矯正

・板みたいな前髪になってしまう。

 

 

現在の技術では縮毛矯正の固定概念を180度変えます。

 

僕が現在行っている酸性ストレートパーマの技術では

 

・癖はしっかり伸びるが丸みのおびたシルエットのストレートになる。

 

 

・髪質が柔らかい状態をキープできる。

・癖を伸ばしながら前髪に丸みを持たせる事ができる。

 

 

・元から自然なストレートだったと周りに勘違いされるくらいナチュラルになる。

・自分がどんな癖だったか忘れてしまうくらいナチュラル。

 

恐らく、縮毛矯正をした事がある方は、このストレートをするとイメージが180度変わると思います。

 

痛まない縮毛矯正は存在するのか?

 

率直に言うと存在しません。

 

◎よくお客様から聞くケース  ※あくまでもカウンセリングの際に伺った例です。

・トリートメントストレートだから痛まない。

・薬の成分が髪に近いものを使っているから痛まない。

・ノンアルカリだから痛まない。

・特殊なアイロンを使うから痛まない。

・コスメストレートだから痛まない。

 

など

 

僕の経験上縮毛矯正をして、まったく「痛まない」と言うことはありえません。

 

縮毛矯正の薬を髪に塗布する時点でダメージは発生しています。

 

勘違いがよりダメージを生む結果に

 

「痛まない縮毛矯正だから毎回毛先までやってもらおう」

 

結果ダメージが重なり毛先はゴワゴワした質感になってしまったと言った事例もあります。

 

 

痛んでしまった髪は、治らない?

 

 

 

お客様からのご質問であったのが

「縮毛矯正などの施術で痛んでしまったのですが、どうにかなりませんか?」

 

髪は、死滅細胞と言って皮膚とは違い再生しない細胞です。

※現在2018年1月の時点では、科学の技術ではまだ不可能と言われております。

 

なので、髪を切っていく他ダメージをなくしていく方法はありません。

 

サロンのトリートメントで髪が治ると勘違いされている方もいらっしゃるかと思いますが、あくまでも髪を痛ませない為のサポート手段です。

 

よって、ストレート剤にトリートメントを入れたとしても髪は痛みます。

なので、トリートメントを利用して髪を痛みにくい環境を作って行くと言う事は可能かと思います。

 

ここに注目!髪は、減点法です。

 

先ほど、痛んだ髪は治らないとお話ししましたが、わかりやすく説明させて頂きます。

 

例えば、健康体の髪の体力が10だとしましょう

 

カラーやパーマ、縮毛矯正などの施術は、少なくとも髪にダメージを与える施術なので、施術を行うこととで髪の体力を削って行きます。

 

健康な髪(体力10)

カラー施術をしました。(−2ダメージ)→髪の体力8

2ヶ月後パーマしました。(−2ダメージ)→髪の体力6

・・・・・

切れ毛や枝毛

 

大げさな表し方ではあるんですが、こう言った様に髪はどんどん体力がなくなり

切れ毛や枝毛になっていってしまいます。

 

縮毛矯正のダメージが「2レベル」ならば、「1.5レベル」のダメージ、「1レベル」のダメージへと縮毛矯正の技術の力でダメージを抑えていく事により健康的な髪をキープしていく事が可能になります。

 

 

痛まないと言うより痛みにくい縮毛矯正の追求です。

 

単純に弱いスペックの薬を使って施術しているんですが

薬が弱いと癖が伸びないのでは?と思われる方が多いかと思います。

 

本来の縮毛矯正の考えとしては、癖毛の強さに対してフィットする薬を選定して髪の結合を切り

アイロンでストレートの状態にし2液で結合を戻すと言う流れです。

 

⚪︎ベーシック縮毛矯正:”癖にフィットした薬”+”アイロン作業”→強い癖を伸ばす。

 

 

◎ダメージを弱くする手段

 

⚪︎ダメージカット縮毛矯正:”①縮毛矯正の薬のサポート剤”+②アイロンテクニック+”①,②のサポートを踏まえた上で通常より薬の強さより弱めの薬を選定”→強い癖を伸ばす。

 

 

弱い薬で強い癖を伸ばすにあたって、薬の特性を生かすサポートの役目となるトリートメント剤やオイル、水分の力、アイロンのテクニックなどを駆使して

薬以外の力を少しづつ技術に足して行くことにより、癖の強さに対して薬も弱く設定できるのでダメージを抑える事ができます。

※サポート剤の中にはアイロンの熱のダメージを軽減するなどの毛髪への負担をよりなくす様な要因も含まれています。

 

こんなイメージです。

 

髪に負担のないサポートを施術の中に取り込む事により、痛みにくい縮毛矯正が実現します。

 

 

プロがオススメする酸性ストレートと言う施術をご存知でしょうか?

 

髪と同じく弱酸性領域で施術する事で、薬でのダメージトラブルがかなり低い施術となっています。

 

 

弱酸性の薬がなぜ髪に優しいのか?

 

◎アルカリ矯正(一般的な縮毛矯正)と酸性ストレートの特性を比較をしてみます。

 

・アルカリ縮毛矯正の薬を髪に塗布すると髪は膨潤(髪が膨らむ現象)します。

アルカリ矯正は、この膨潤を利用して癖を伸ばします。

薬で髪が膨潤する事で毛髪にダメージを受ける為、髪質をしっかりと見極めてフィットする様な薬選定が必要になります。

過度に膨潤しすぎると、ビビリと言って髪がチリチリになってしまいます。

(カラー剤もアルカリなので同じ事が言えます)

 

・弱酸性の縮毛矯正は、髪に塗布した際に膨潤が起こらないので髪に負担が少ないです。

膨潤が起こらないと言うことは、過度にキューティクルが開かない為カラーの褪色も防げると言うイメージです。

ただし、膨潤しないと言う特性を理解して施術しないと、癖がまったく伸びない可能性もあります。

薬自体が弱い為剛毛の方だと、薬の浸透がしにくい可能性があり時間がかかる恐れがあります。

 

◎酸性ストレートの簡単なメリットデメリットのご説明をさせて頂きます。

(僕の経験上の感想も含まれています。)

 

 

◎メリット

・仕上がりがナチュラルなストレート。

・髪が縮毛矯正特有の固くなりにくく柔らかい状態をキープしやすい。

・カラーをしている方は、褪色しにくい。

・施術次第でダメージがかなりカットできる。

 

 

×デメリット

・薬の特性が難しい為理解しないと扱いが難しい。

・施術の工程が多い為、時間がかかってしまう。

・施術が繊細な為、マンツーマンでの施術が理想なので時間がかかる。

 

僕がお客様に施術をした感想は、ダメージを抑える事が出来きナチュラルに仕上げる事が可能なのでお客様の髪に対しては、メリットしかないと思いますが、時間が3.5〜5時間はかかる施術なので、サロンに長く滞在する事が出来ない方にとっては、デメリットなのかなと思います。

 

弱い薬で髪の癖は伸びるのか、不安な方に過去の施術をご紹介します。

 

 

その1くせ毛がコンプレックスでウィックをかぶって生活してた。

 

髪の癖が強く、過去に縮毛矯正の施術した際に薬が強かったせいか不自然なストレートとビビリ毛(チリチリした質感になってしまう現象)になりどうしていいかわからなくなり、ウィックをかぶって3年ほど生活していたお客様の事例です。

 

 

その2何しても治らないLineからsos!驚愕な仕上がり!

どこの美容室に行ってもくせ毛の問題が解決できないので、自分の髪質が悪いから癖が伸びないと思っていたが、僕のインスタとブログを見て頂き半信半疑でご連絡いただき人生を180度変えた記事です。

 


その3 縮毛矯正してもアイロンしないとまとまらない!SOS!

 

美容室で縮毛矯正をしても癖が直ぐに戻ってしまい、毎日アイロンをしないといけない状況でした

毎日アイロンすると髪が物凄くダメージを受けます。”酸性ストレート”で毎日アイロンしなくても大丈夫な楽な生活に変えた記事です。

 

などなど、他のページをご覧いただけたらより参考になるかと思います。

 

失敗しない縮毛矯正

 

何を失敗と捉えるかですが、一番はお客様の「イメージ」に当てはまった施術が出来たら成功かと僕は考えています。

しかし美容師もプロとは言え、髪質も十人十色なので経験があったとしても100%成功できるとは言い切れません。(お客様とのイメージの食い違いも含め)

 

僕が縮毛矯正をより失敗しない様にする3つの方法

 

視診、触診、問診 を物凄く丁寧にする事です。

 

技術より前の段階が一番重要です!

 

 

まずは、僕の手と目でお客様の髪の状態を確認します。

髪の色素、髪の太さ、癖の強さ、髪のダメージ等々

頭、髪全体を確認します。

 

それを踏まえ、問診です。

 

まず、髪の履歴を知りたいので今までどんな施術をしていたのかをお聞きします。

 

そして、ご新規様で縮毛矯正を行っている方なら、何かが原因で美容室を変えようと思っていらした訳なので、その原因を突き詰めます。

 

原因を踏まえた上で、くせ毛の悩みを聞きます。

 

お客様が一番”感じる悩み”が重要なので

どの場所が一番気になっていて、普段生活をしていてどんな感じに気になるのかを伺います。

根元のボリュームを落としたくない方もいれば、根元のボリュームを落としたい方もいるので、そう言った日頃自分でスタイリングする際の理想の操作性も伺います。

 

もちろん、髪型としてのデザインも重要なのでただ単純に癖を伸ばしたら正解ではなく

お客様の洋服の雰囲気や好みなどをお聞きした上で「縮毛矯正」で癖を伸ばしながら髪型をデザインしていきます。

 

お客様と施術者のイメージは、もともと100%同じとは言えないので

そのイメージをできるだけ100%・・・120%に共有できる様にこの「三点」をより重視し時間をかけながら施術を行っていきます。

 

なので、三点を理解した上での施術が一番”失敗しない縮毛矯正”につながるかと思います。

 

まとめ

 

痛まない縮毛矯正というよりは、痛みにくい縮毛矯正の施術を僕は追求しています。

恐らく、くせ毛の方で悩まれている方はすごく多くいらっしゃるかと思います。

多くのくせ毛で悩みを抱えている方をできるだけ解決していけたらと思い

このまとめ記事を作りました。

ご相談だけでも受けますので、くせ毛でお悩みを抱えている方は一度ご相談ください。

※ご相談の方は、サイト内のお問い合わせフォームからLine、メール等をご利用ください。

 - 縮毛矯正, 酸性ストレート