痛まない縮毛矯正の落とし穴
2016/05/19
来週からまた寒くなるみたいですよww
風邪がはやってますので、ご注意して下さい!
くせ毛特化美容師の小熊です。
最近、こういった事例を良く聞くので。。。
痛まない縮毛矯正
なんちゃらトリートメントストレートとか、なんちゃらコスメトリートメントをすれば、、※あくまでも例えの名前です。
つやつやで、痛みも治る
トリートメントなので痛みません!って言われましたと言うケースがあるんですが
これは論破です!
まず、痛まない縮毛矯正の薬は、今の所ありません
本当に注意して頂きたい点なんですが
痛んだ毛に縮毛矯正の薬つけたらより痛みます
原点に返りましょう
髪は、死滅細胞です。
痛んだ髪は、今の所治す事は出来ません。
つまり、マイナスがマイナスを呼ぶ事になります。
トリートメント成分が入っているので、手触りは一瞬良くなる様に感じますが、トリートメントが抜けるとやはり、施術前よりダメージが出ている状態なんです。
見解としては、トリートメント成分でダメージを抑えて施術出来ると言う、言い方がいいかと思います。
縮毛矯正は、本当に繊細な技術な為、薬の知識がかなり必要となってくる技術です。
ダメージが治るのであれば、治してもらおうと言うイメージで施術すると
「びびり」と言って髪がダメージでの限界を迎え、切れ毛や枝毛の原因になりえます。
実際に、髪の毛がびびってしまって、どうしたらいいかわからないと言う方がご相談にいらっしゃる事もあるので、
毛先まで縮毛強制する場合は美容師さんと、良く良くご相談して下さい。
さてさて、今回はブログを見てご来店頂いたお客様です。
今回は、説明書ブログです。
説明書ブログの詳細←こちらから
いつも短めが多かったみたいで、頑張ってのばして行きたいと言う事です。
なので、ダメージを極力抑えて自然に伸ばして行きたいと言う事です。
ゆくゆくは、パーマもと言う事ですが。
パーマはダメージとのご相談で今後決めて行きましょう♪
ナチュラルで、低いダメージで施術出来る
酸性ストレートで施術して行きます。
髪質から見て行きます。
トリートメント成分の入っていないシャンプーと炭酸泉で奇麗にスッピン髪にしてから、状態を確認です。
3ヶ月前に縮毛矯正をしています。
今回は、毛先はストレートが効いているので、根元のリタッチです。
結構強いうねりの為、ボリュームがでて頭が大きく見えてしまいます。
硬い髪質なので、ちょっと薬は浸透しにくくいかなと思います。
そして、朝楽なまとまった感じがご希望何ですが。
毛先が割とスイてあるのと、レイヤーが入っている為どちらかと言うと
まとまりより動くスタイルなので、まとまりを出す為に一㌢だけ切らせてもらう事に!
そして丹精込めて数時間
酸性ストレートが初めての方に、毎回こんなに丁寧にやってもらったのは、初めてですと言って下さるんですが。
薬が弱い為、薬に合わせて複数の行程を重ねないと癖が伸びないんですw
お時間とらせてしまい申し訳ないのですが、ご了承下さい♪
そして
手で乾かしただけですが
おさまりました!
癖が伸びつややかに〜
まとまりも以前より出てきました♪
極力ダメージを与えない様に頑張って伸ばしましょう!!
さて、おさらいしますよー
- まず、髪全体を濡らします。
- 前髪から乾かして下さい。
- 前髪は、横から左右均等に風をあてて下さい。
- 8割ザックリ乾かして下さい。
- のこり2割は、下を向いて乾かして下さい。
- 流さないトリートメントをワンプッシュ毛先になじませます。
- 完成です♪
これで朝も楽なはずです!
また後日ご感想おお聞きしますね♪
ありがとうございました。